20代海外武者修行ブログ@セブ

社会人2年目で海外就職。。 セブでコールセンター、マニラで人材紹介会社の立ち上げを経験。現在は海外就職として就職に悩む日本人留学生たちの就職支援、語学学校での海外就職セミナーなどを行っています。

海外就職3つのメリット

今月は語学学校でセミナーを8本!最近留学経験を活かして、海外就職をする人が増えてきました。

若い人はもっともっと海外に出て欲しい。俺も日本大好きだけど、海外就職という選択肢はもっともっとポピュラーになっていい。
 
海外働いて得られるメリットは主に3つ。
1.日常会話程度の英語力でも実務経験がつめる
2.若いうちから0⇒1の経験、マネジメントの経験をするチャンスが多い
3.上記二つの力をつけることにより、その後の選択肢を増やせる
 

特に2は見落としがち。無闇に日本経済やばいよって煽るのは好きじゃないけど、若いうちに0→1と英語の実務経験が出来るのはチャンスがあるのは圧倒的に海外。それは間違いない。絶対に無駄にならない投資。
 

自分より仕事出来る同世代なんて、国内で腐るほど見てきて。国内に残っていたら、間違いなくその他大勢に埋もれていた自信がある。それでも2社の法人立ち上げに関わらせてもらい、このセブの紹介事業で責任を持たせてもらっているのも24歳で成長をしているアジアに出たからこそ
 

昔は高度経済成長やバブルに乗ってどの企業も成長してたから多くの人雇っていったし、若い人が管理職や0→1を経験する機会が圧倒的に多かった。それが今や会社でなんらかの役職につける30代後半はたったの3割言われる時代。その比率はこれからも下がっていく。年とってから、リストラされて、マネジメントも0→1の経験もありませんじゃ笑えないよ。
 

勿論、まだまだ海外就職には懸念されるリスクもある。
でも、いつも時代を創ってきたのは、最初に挑戦した人たち。そんな人たちをなるべく失敗しないようにお手伝いするのが弊社の(自分の)使命だと思うのです。

※国内事業も毎年約50%増で成長を続け、海外から日本への出戻り支援も行っています!今年からITエンジニアやヘルスケア分野などスキルを持った外国人の送り出しにも、挑戦します!

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大手就職のリスクと海外就職

いや、本当にね。思うんだけど。若い人はどんどん海外に出たらいいよ。
俺も日本大好きだけど、海外就職という選択肢はもっともっとポピュラーになっていい。

少なくとも日本国内で大手に勤めれば一生安泰なんて時代は間違いなく終わった。
そりゃ昔は高度経済成長やバブルに乗ってどの企業も成長してたから多くの人雇っていったし、若い人が管理職や0→1を経験する機会が圧倒的に多かった。でも今や一般的な30台後半で管理職になれる人はたったの3割。

今の20代の親世代の時と比べて、時代は大きく変わった。かつて、ものつくり大国といわれた製造業でさえ、グローバル展開に出遅れ軒並み成長が止まっている。成長が止まれば、新しいポジションも少なくなり、当然ながら若手が活躍するチャンスも少なくなる。

一番悲惨なのが、そのまま大手にしがみつき何も経験できぬまま、40台に突入し、その後リストラされるケース。企業としてはある程度、社内の新陳代謝を活性化するために一部の40台、50台の層をリストラし、若手をなるべく上に引き上げようとする。万が一その対称になった場合、0→1もマネジメントも経験していない40台、50台をどこの会社が雇う。

今も日本国内の成長しているベンチャーや大手では、昔と変わりなく若手が活躍してる。ただ、今人材業界で働いていて昔ながらの大企業が人気企業として名前を連ねる状態に一種の不安と違和感を覚えてしまう。そういった意味で海外での就職は大きなチャンスがあるといえると思う。東南アジアの平均年齢はどこも20台半ば、人口と経済の爆発的な成長を繰り返し、日系の企業はそのMade in JAPANのブランドとサービスやクオリティの高さで躍進を続けている。その中心に居るおおくが20台や30台前半の若手を中心に取り組んでいる印象だ。

自分自身も24歳から海外で身をおいたことで会社の立ち上げを2件経験し、進出に伴う行政手続きであったり、現地人スタッフの採用であったりと若いながらに本当に幅広く経験させてもらった。自身の能力的には間違いなく、日本国内でそこら中にいるレベルだと思う。しかし、海外に若いうちに出て行くという方針を採ったからこそ今も面白い仕事を任せてもらえ、成長する機会も多くあると実感している。

このブログについて

フィリピンのセブにて海外就職コンサルタントをしています。具体的にはセブに英語留学にきた日本人のその後の就職支援。紹介国は日本やシンガポール、タイなどのアジアを中心に8カ国。

 

自分の頭の中の情報整理を含めて、定期的に考えていることを文章に残すことにしました。セミナーとかで色々話した後、大事なこといい忘れたとか結構あるんですよね。海外現地採用って最近序所に増え始めたおかげで、情報が錯綜しているケースも多い。これも発信者がそもそも海外での就職をしたことなかったり、自分の勤めた会社の1社だけの経験で語ってしまうケースがあるからじゃないかな、と個人的に思っています。特にメディアとかに載せられてる記事はいいことも悪い部分も誇張されてることが多い。

 

これから海外就職考えているって人のために出来るだけ生の情報を海外からお届けすることが出来ればと思います。

 

よろしくお願いいたします。

 

僕が東南アジアで働いて得たモノ

日本で新卒としてIT系の会社に入り、1年半。東南アジアの成長に魅せられて、海外に飛び出した。
まだ1年半と短い期間ではあるがこの間に海外2社の立ち上げに携わらせてもらった。1社はセブのコールセンター、もう1社はマニラでの人材紹介会社だ。オフィス工事の進捗管理、自分たちが入る医療保険の選定、現地人スタッフの採用やそのマネジメントなど幅広く経験した。今回は実際に海外で働いてみて感じたことについてまとめてみる。

・若手でもビジネスの仕組みづくりやマネジメントに携わらせてもらえるチャンスが多い。

日本国内でこういった仕事に携わるチャンスがあるのは、管理職になる必要があることがほとんどだ。日本労働組合総連合会の調査によれば、30代後半で何らかの役職につける人は全体の3割弱、残りの6割強の人たちは平社員。しかもこの30代で役職につける割合は年々下がっている。つまり若くして、管理職につける確立が年々低くなってきているということだ。これは単純に日本の人口構造の問題によるところが大きい。日本の平均年齢は世界トップの45歳。労働市場では団塊ジュニアの割合が圧倒的に多く、国内で若い世代が活躍できる場は確実に少なくなっている。

一方海外はというと、正確に統計をとるのは難しいが20台や30台前半を中心に海外進出している企業が多い。特に最近の東南アジア進出ブームに乗って進出を始めた企業にその傾向が顕著だ。こういった企業では会社が始まったばかりで、様々な苦労はあるものの多くの経験が積める上に役職ポストも十分にあいているため、実力を発揮できれば比較的に容易にキャリアアップを望めるだろう。若いうちにこういった経験を積んでいるのと積んでいないのでは、その後のキャリアに大きな差が生まれるてくる。

・英語での実務経験が積みやすい。

海外就職で一番先にイメージするのは英語での実務だろう。しかし、意外かもしれないが入社時点で求められる英語能力はそれほど高くないことが多い。
そもそも、海外(特に東南アジア)での日本人就労者の役割の多くは日本とのやりとりや現地に滞在する日本人、日系企業にたいするサポート、営業が多い。要はサービスを提供する主な相手は日本語が通じることがほとんど。つまり自社オフィス内でそれをサポートしてくれる現地スタッフとコミュニケーションが取れるレベルであれば十分に採用の可能性がある。(TOEICでいえば600点程度)もちろん応募時点での英語力高いことに越したことはなく、そのほうが幅広い業務を任せてもらえたり、いい待遇で受け入れられる可能性が高くなるということを付け加えておく。

そして、英語を使う求人は実は国内の方が就職のハードルが高かったりする。そもそも一定数の留学経験者や帰国子女などがいるため、日常会話程度の英語能力ではそういったポジションを勝ち取ることは中々難しい。

たとえば今流行のフィリピン留学。6ヶ月など長期間留学をしたとしても、ビジネスの場で実際に商談やプレゼンがいきなり出来るという自信のある方はごく少数だと思う。そういった意味で東南アジア就職は、英語がビジネスレベルに達しない層にとって自分の英語力を一段階上げる選択肢の一つであるといえる。ここでしっかりと英語での実務経験を積むことで、将来国内の英語話者求人へ活路を見出せる可能性も十分にある。

・海外就職経験後に広がった選択肢。

上記であげた海外での0からのビジネス立ち上げの経験や英語での採用業務や商談などを経験し、自分の中で今後の人生の選択肢の幅が広がったことは間違いない。例えば今勤めている会社がなにかあっても、世界のどこかで自分ひとりくらいはやっていける位の自信はついた。

 

もちろん、海外就職はなにも絶対的な選択肢というわけではない。今回の記事ではあまり触れなかったが、リスクや不安だって多くある。しかし、このただっ広い世界の中で自分の行動に対して知らず知らずの内に限界を決め、その中だけで取捨選択してしまうのは人生の可能性を狭めてしまっていると思う。

今まで日本での選択肢しか考えたことのなかった方もぜひ、海外就職を選択肢のひとつに入れてみてはいかがだろうか。