20代海外武者修行ブログ@セブ

社会人2年目で海外就職。。 セブでコールセンター、マニラで人材紹介会社の立ち上げを経験。現在は海外就職として就職に悩む日本人留学生たちの就職支援、語学学校での海外就職セミナーなどを行っています。

大手就職のリスクと海外就職

いや、本当にね。思うんだけど。若い人はどんどん海外に出たらいいよ。
俺も日本大好きだけど、海外就職という選択肢はもっともっとポピュラーになっていい。

少なくとも日本国内で大手に勤めれば一生安泰なんて時代は間違いなく終わった。
そりゃ昔は高度経済成長やバブルに乗ってどの企業も成長してたから多くの人雇っていったし、若い人が管理職や0→1を経験する機会が圧倒的に多かった。でも今や一般的な30台後半で管理職になれる人はたったの3割。

今の20代の親世代の時と比べて、時代は大きく変わった。かつて、ものつくり大国といわれた製造業でさえ、グローバル展開に出遅れ軒並み成長が止まっている。成長が止まれば、新しいポジションも少なくなり、当然ながら若手が活躍するチャンスも少なくなる。

一番悲惨なのが、そのまま大手にしがみつき何も経験できぬまま、40台に突入し、その後リストラされるケース。企業としてはある程度、社内の新陳代謝を活性化するために一部の40台、50台の層をリストラし、若手をなるべく上に引き上げようとする。万が一その対称になった場合、0→1もマネジメントも経験していない40台、50台をどこの会社が雇う。

今も日本国内の成長しているベンチャーや大手では、昔と変わりなく若手が活躍してる。ただ、今人材業界で働いていて昔ながらの大企業が人気企業として名前を連ねる状態に一種の不安と違和感を覚えてしまう。そういった意味で海外での就職は大きなチャンスがあるといえると思う。東南アジアの平均年齢はどこも20台半ば、人口と経済の爆発的な成長を繰り返し、日系の企業はそのMade in JAPANのブランドとサービスやクオリティの高さで躍進を続けている。その中心に居るおおくが20台や30台前半の若手を中心に取り組んでいる印象だ。

自分自身も24歳から海外で身をおいたことで会社の立ち上げを2件経験し、進出に伴う行政手続きであったり、現地人スタッフの採用であったりと若いながらに本当に幅広く経験させてもらった。自身の能力的には間違いなく、日本国内でそこら中にいるレベルだと思う。しかし、海外に若いうちに出て行くという方針を採ったからこそ今も面白い仕事を任せてもらえ、成長する機会も多くあると実感している。